長野の企業のリスクマネジメントを担う内ヶ﨑さん。前職の航空会社で磨いた調整力を武器に、“型にハマらない”柔軟な働き方で地方企業に寄り添う。テレワークを活用しつつも週末は息子と過ごし、家族時間と自己研鑽を両立。航空インフラから保険インフラへ転じた理由は「もっと多様な業界と関わり、社会の基盤を支えたい」——その信念の下、潤沢な社内リソースを駆使して最適解を提案しています。
現在のお仕事内容を教えてください。
長野県内の企業を中心に、火災・賠償・自然災害など幅広いリスクを洗い出し、最適な保険設計と事故発生時の対応計画を提案しています。保険料以上の価値を感じていただくには、経営層から現場まで対話を重ね“本当に守りたいもの”を言語化することが不可欠なんです。
異色のキャリアですが、転職の決め手は?
航空会社も保険会社も「暮らしを支えるインフラ」。ただ航空会社時代は業界が狭く、取引先は海外エアラインに限られていました。もっと多業種と向き合い、社会全体を俯瞰できる環境で力を試したかったんです。
ワークスタイルのこだわりは?
テレワークと出社を自在に組み合わせ、「ここぞ」という商談に集中投下するスタイルを徹底しています。夜に帰ると息子はもう寝ていますが、ネガティブには考えません。週末は全力で遊び、自宅で業界誌を読む時間を確保してインプット。家庭と成長を両立できるのは会社の柔軟さのおかげです。
東京海上日動のカルチャーとの親和性は?
「お客様のためになるか」を徹底的に掘り下げ、皆が納得する“一番筋の良い答え”へたどり着く——いわば王道主義です。同時に、豊富なリソースの使い方は個人の裁量に委ねられる。そこに自由と挑戦が同居していて、私には心地良いバランスでした。
どんな人がこの会社に向いていると思いますか?
リソースが潤沢だからこそ、受け身では価値を生み出せません。ゴールから逆算し「どう使うか」を自分で決められる人。加えて、合意形成の場数を踏み、言うべきことをはっきり伝えられる人ですね。
今後挑戦したいことは?
地震や気候変動リスクが高まる中、地方企業こそ備えが急務です。長野発の成功モデルをつくり、全国へ展開したい。そして保険を“万が一の備え”に留めず、事業成長を後押しするパートナーとして再定義していきます。
航空業界で鍛えた調整力と地方企業を包み込む包容力。内ヶ﨑さんは、王道と自由を両立させながらリスクマネジメントの最前線で未来図を描いています。地方に眠る可能性を満たすのは、型にハマらない若手の発想力かもしれません。
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