主に海外旅行保険の保険金支払い対応を担う中波さん。限度額を超える高額医療費に直面しながらも、傾聴と率直な説明で顧客と向き合う姿勢は、前職の法人営業で培った“曖昧にしない”コミュニケーションに根差しています。
まずは現在の業務内容を教えてください。
海外旅行保険の保険金支払い対応を担当しています。海外で病気やケガをされたお客様や、ホストファミリー・ホテルに損害が発生した際に、現地法人と連携しながら「保険金を支払えるか、いくら支払えるか」を迅速に判断するのが主な役割です。入社してまだ期間は短いですが、現場ではスピード感のある決断が求められます。
前職は生命保険の法人営業でしたね。ギャップはありましたか?
生命保険は「起こり得るリスク」を想定する世界。でも今は「すでに事故が起きた後」に動きます。未知の高額医療費や言葉の壁に直面しながら、スピード感をもってお客様に安心を届ける——その切り替えが一番大きかったです。
海外の医療費は日本より高額になることも多いと聞きます。
補償の限度額を超えるケースでは「保険会社としてどうにかしてほしい」という切実な声をいただくこともあります。そのとき大切にしているのは、共感と傾聴。言わねばならない事実ははっきり伝えつつ、まず相手の不安に耳を傾ける。気持ちが伝われば、こちらのメッセージも届くと実感しています。
“曖昧にしない”コミュニケーションは前職からの強みだとか。
そうですね。最終的に「いくら支払えるのか」を伝える以上、曖昧な表現は禁物。前職でも数字を伴う提案をしていたので、その経験が今に生きています。
東京海上日動に転職した決め手は?
大企業でありながら挑戦を後押しする風土と、先輩たちの温かさです。面接の段階から前向きな姿勢を感じ、入社後もギャップはありませんでした。困ったら周囲が自分事のように助けてくれるし、若手でも責任ある案件を任せてもらえます。
入社して実感した“向いている人”像は?
「曖昧なことを言わない」「言うべきことをはっきり言える」人。責任感を持って最後までやりきる姿勢が、この会社では何より価値になります。
金融・保険業界を選んだ原点を教えてください。
ただ保険金を支払うだけでなく、自分の行動で付加価値を生み出せる点に惹かれました。事故後の不安や手続きをワンストップで支えることで、お金以上の安心を届けられる——そこにやりがいがあります。
最後に、今後の目標を。
「支払い以上の価値」を感じてもらう対応を、もっと多くのお客様へ。海外でも国内でも“想定外”は必ず起こります。その瞬間に頼られる存在であるために、共感と即断を磨き続けたいです。
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