東京海上ホールディングス デジタル戦略部(サンフランシスコ駐在員)の増田さんは、少数精鋭のシリコンバレー駐在チームでCVC活動を指揮する。
保険・モビリティ・デジタルヘルス領域に張り込み、FinTech領域では家族計画やLGBTQ支援まで包摂する米国流の視点を日本へ橋渡し。前職で培った投資眼とバイリンガルの強みを武器に、「厳しさの中に柔軟性がある」東京海上の文化で自らの挑戦を加速させています。
男性の割合のほうが大きい海外チームに“多様性”を持ち込むべく奮闘する日々と、やりたいことを軸にキャリアを築く醍醐味を語って頂きました。

現在の東京海上ホールディングスでのお仕事を教えてください。

サンフランシスコにある東京海上ホールディングスのシリコンバレー拠点で、米国スタートアップへのCVC投資を担当しています。領域は保険・モビリティ・デジタルヘルス。
今は特にFinTech領域や高齢者の健康分野を深堀りしていますね。

ビジネス面において日本とアメリカとの違いは感じますか?

違いは大きいですね。日本だと“女性特有の課題”にフォーカスしがちですが、アメリカはファミリープランニングとして、女性だけではなく家族に特化したものや、LGBTQまで含めた包括的サポートという点が進んでいると感じます。顕現している課題だけでなく、もっと包括して女性の人生のサポートをしている印象です。

前職は飲料メーカーでCVCを担当していたとか。

はい。10年在籍し、財務→シンガポール駐在→CVCと渡り歩きました。その経験もあり、海外投資をしており、活躍できる環境が整っている点に惹かれて転職しました。

東京海上ホールディングスに入って驚いたことは?

外からはお堅い会社に見えていましたが、実際には“やることはやる厳しさ”と“挑戦を許す柔軟さ”が共存しています。自分がやりたいと手を挙げれば任せてくれる空気があります。

課題もありますか?

シリコンバレー駐在は5人ですが男性比率が高い。海外でも女性が活躍できる環境づくりはもっと進めたいですね。

東京海上ホールディングスに向いている人は?

自分の“軸”を持って挑戦できる人。保険に限らず、社会課題をどう解くかを主体的に設計できる人は大歓迎だと思います。

スタートアップ×保険の掛け算で、日本の社会課題を前倒しで解決すること。FinTech領域も高齢者ヘルスケアも、もっと多様なプレイヤーと連携させたいと語る増田さん。東京海上ホールディングスのキャリア選択肢としても意外な一面ではないでしょうか。

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