秋田県出身の川村さんは電力会社や不動産会社、鉄道会社等を経てUターン転職。東京海上日動秋田支店で新卒採用と新規マーケット開拓の二刀流を担い、支店での採用と地域マーケットの創出という“答えのない課題”にチーム戦で挑んでいます。
行動量を可視化するフェアな評価制度とプロセス重視の文化が挑戦を後押しし、地域企業や大学、自治体と連携して若者還流と保険ビジネスの共創を推進中。
地元を再選択したキャリア観と“動いて学ぶ”営業スタイルが、秋田に新たな可能性を呼び込んでいます。

東京海上日動でのお仕事の内容を教えてください。

主に2つの業務を担当しています。1つ目は秋田支店での新卒採用で、これが仕事の約半分を占めています。
2つ目は保険の新規開拓で、マーケットチームとして秋田の新しいマーケットを開拓する業務です。これが残りの半分ですね。具体的には、地域のハウスメーカーさんなどへの飛び込み営業などを行っています。

採用業務について、具体的にはどのような取り組みをされているのでしょうか?

毎年5人以下の採用を基準に、秋田の大学との関係強化に力を入れています。ゼミやサークル、アルバイトなど、OBの人脈を活用させていただきながら進めています。
また、秋田県と連携して県主催のイベントに参加したり、秋田県育英会の寮生の方々に向けて、秋田に戻って働くことの魅力を伝える活動もしています。

手応えはどのように感じていらっしゃいますか?

採用というのは本当に答えのない仕事だと実感しています…!
例えば、あるイベントを実施したから採用が増えた、というような単純な因果関係では測れないんですよね。そのため、イベントだけでなく様々なアプローチを模索しています。ただ、答えがない仕事だからこそ、チームで取り組む意味があると感じています。

川村さんご自身は秋田のご出身なのでしょうか?

はい、生まれは秋田県です。大学進学を機に上京して、新卒で電力会社に入社しました。その後、原発事故で営業部門が縮小されたこともあり、不動産会社でオフィスビルの営業職に転職しました。その間に息子が2人生まれまして。コロナをきっかけに人生を見つめ直し、2020年3月に秋田への移住を決意しました。最初は鉄道会社の不動産管理部署で働き、その後東京海上に転職して、今年の10月で2年目になります。

東京海上日動に入社した理由は?

きっかけは営業職をやってみたかったことです。
秋田へUターンした当時、東京海上日動にはまだキャリア採用枠がなくて、まずは別の会社に入りました。ところがその会社での仕事はグループ内で仕事が完結するので、いわゆる外向きの営業ポジションがない。
そこで「やっぱり外のマーケットで勝負したい」と思ったんです。

東京海上日動に入ってみて、まず感じたことは?

ひと言でいうと「フェアな会社だな」って思いました。コンピテンシーに対するフィードバックや組織の目指す姿を、折あるごとに社員全員に共有してくれるんです。みんなで同じ方向を向こうとする姿勢が徹底していて、「平等であろう」としてくれる。そのおかげで納得感をもって働けています。

評価制度も違いますか?

営業の会社なのに、数字だけじゃなくて行動量とプロセスをちゃんと見てくれるんですよ。結果がすぐ出なくても、「どれだけ動いたか」「どんな提案を重ねたか」を評価してくれるので、挑戦しやすいんです。訪問履歴もシステムで管理されていて、チーム全員で見える化しているので、次の一手を一緒に考えやすい。

前の職場と比べると?

不動産会社に在籍していた時代は本当に数字一本勝負でした。
それはそれで分かりやすかった反面、行動プロセスが評価されづらいところもありました。
いまは「結果より動き」を大事にする文化に身を置くことで、自分の考え方も変わりましたね。チームで働く面白さを実感していますし、「フェアな評価ってこういうことか」と腹落ちしています。

東京海上日動にはどんな人が向いていると思いますか?

チームで仕事をしたり、プロセスを大切に人生を生きてきた人が向いているんじゃないかなと思います。

採用もマーケット創出も、正解のないフィールド。だからこそ、行動と対話を積み上げられる人が輝ける場所だと川村さんは語ります。

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