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山端 祥

  • コンサルティング会社

  • 営業部門(青森マーケット担当)

PROFILE

青森県出身。青森県内の大学卒業後、同県内の金融機関に入社。法人から個人まで、幅広い層を対象にした融資業務に従事する。8年弱勤務した後、自治体コンサル会社に転職。青森県、岩手県の自治体の決算書作成・分析支援、公共施設等総合管理計画策定などを中心に経験を積む。2023年4月、東京海上日動にキャリア入社。現在は、専業、生命保険営業職員、自動車関連企業、不動産、自治体などあらゆる領域のクライアントとともに、地域課題解決に取り組んでいる。

INDEX

東京海上日動
入社の経緯

「地域を繋ぐ架け橋になる」という自分の譲れない想いを
体現できるフィールドだと感じた。

転職のきっかけ
学生の頃から「地域を繋ぐ架け橋に」が座右の銘。自治体コンサル会社で、自治体ビジネスの仕組みを学べたのは良かったのですが、次第に業務領域と自分がやりたいことに乖離が生じはじめました。私は、時間をかけて自治体と関係を築き、共に地域課題を解決していきたかったのですが、自治体の案件はどうしても入札のため、継続した提案がしたいと思っても、1年だけのお付き合いで終わってしまうことも多く、課題解決策を伝えられないまま関係が終わってしまうことが多かったのです。転職活動を始める大きなきっかけになったのは、地元である愛する青森にとどまりたい、貢献し続けたいという想いが強くなったからです。加えて3人の子を持つ親として、すでに就学している子どもたちの生活環境を変えたくないという想いもありました。そうした中、転居の可能性がある前職からの転職を決意しました。

東京海上日動を選択肢に入れた理由
いざ転職活動をはじめたものの、どの業界に進むかは迷っていました。公務員という選択肢も視野に入れはじめたころ、お世話になっていた転職エージェントの方から「金融業界の経験があるのだから、損保業界はどうですか?」とアドバイスをもらい、そこで初めて損保業界を意識するように。ちょうど東京海上日動が青森県内でエリア総合職のキャリア採用を実施しており、企業分析を進めることにしました。

WHY I CHOSE

東京海上日動
入社の決め手

東京海上日動への入社を志望したのは、地域営業部門の仕事が「地域を繋ぐ架け橋に」を体現できるフィールドだと感じたから。これまで私が培ってきたスキルと東京海上のグローバルなグループ総合力、そして幅広いソリューションを掛け合わせれば、相乗効果が生まれるのではと考えたのです。私は自分で仕事の道筋を立て、ゴールに向かって突き進みたい性分なので、個々の挑戦を後押しする風土が会社に根付いているところも魅力的でした。
選考の面接で、人をしっかり見ようとしていたところにも惹かれましたね。これまでどんな人生を歩んできたのか、今どんなことを考えているのかなど、“私”について深掘りしてくれたんです。企業分析をするなかで「東京海上日動は人を重視する会社だ」という評判をたくさん目にしましたが、本当でした。こうやって人にフォーカスしてくれる会社で働けたら幸せだろうなと思い、東京海上日動への転職意欲がどんどん高まっていきました。

入社後に活かせた
前職までの経験

金融業界と自治体コンサルで身につけた知識と分析力、
そして対話力をフルに活かして。

保険は日常において馴染みがなく、またわかりにくいもの。だからこそ我々のようなプロフェッショナルが必要だと思っています。本質的にお客様の課題解決に繋がる、最適な保険契約を提案できるように、心掛けています。具体的には、お客様と対話を重ねて潜在的なニーズを引き出し、企業の経営状況やライフサイクルをしっかりと分析したうえで最適解を導くことを大切にしています。これまでの2社で培った、金融や自治体ビジネスに関する知識と分析力、多種多様な方々と接するなかで磨かれたコミュニケーションスキルが活かせていると思います。担当する企業様から「これで安心して事業運営ができます」と言われた時や、業務中に事故が起きてしまった企業様から「あの時、あのプランをすすめてくれて助かったよ。ありがとう」と言われた時の喜びは格別です。

MARINE CULTURE

東京海上日動の
カルチャー

入社して2年が経ちますが、挑戦を後押しする風土が強く根付いていることを日々感じています。私が「やりたい」と言ったことに対して「No」という人がいないんです。みんな「いいね!まずはやってみよう!」と言ってくれる。ここまで肯定されることって今までなかったので、最初は怖いくらいでした(笑)。
キャリア入社社員に対して、新卒並みの手厚いフォローがあるのも当社ならではだと思います。専任の先輩社員がつく「サポーター制度」や、上司が1on1で話を聞いてくださる機会が多く設けられているので、常に自分の現在地を確認しながら仕事ができます。あとは約1か月間、対面での導入研修を共にしたキャリア入社同期との繋がりが強いのも特長ですね。研修後は全国各地に勤務していて、物理的距離が離れているとはいえ、業務内容は同じなので悩みを相談しやすい。距離が近すぎると、かえって相談しづらいこともあると思うんですけど、忌憚なく話ができる仲間がいるのは本当に心強いです。新しいプロジェクトを立ち上げた際にも、同期から意見をもらい、参考にさせていただきました。

これからの
挑戦

地域に対する熱い想いに溢れた
情熱的な社員が増えてほしい。

地域で働く社員に課せられているのは、地域の中に入り込んで課題を知り、地域の当事者として私たちが多様な地域のステークホルダーの課題を解決すること。「地域を繋ぐ架け橋」になれるのは、私が思うに、地域で働く我々の強みであり誇りです。「私は地域のために、これがやりたい!」と熱い想いをもった社員が増えることを願っています。

青森発の新しいビジネスを発案、
課題を抱える全国各地に届ける

新規事業創出を目指す東京海上グループの社内公募制プログラム「TIP(TokioMarine Innovation Program)」で、青森支店の仲間と発案した「共用型サテライトオフィスサービスの提供」という企画が組織部門最優秀賞を受賞しました。この企画は、私が2社目の時に体験した地域課題をもとに誕生したもので、来年の事業化に向けて動いている最中。ゆくゆくは当社ネットワークを活かし、グループ会社も巻き込み、同じ悩みを抱える全国各地に展開するのが目標です。新しい働き方や新しいビジネスに貢献できると確信しています。
ネットの保険サービスが台頭し、変革期を迎えている損保業界。そういった状況のなか、ただ保険を提供するのではなく、事業戦略パートナーとして認知される仕組みを作ることが急務だと感じています。お客様の潜在的なニーズを汲み取り、保険だけに留まらない+αの提案が行うことのできる人、「何かあった時には、あの人に相談すればいい」と思ってもらえる人を増やしたい。そのために必要なのは、まずは当社が積極的にマーケットに入り込み、当事者として課題を把握すること。そのうえで、課題解決に適した打ち手を試行錯誤する風土をこの青森の地から醸成していきたいです。

WORK STYLE

仕事風景

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