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東京海上日動を語る

キャリア採用者本人への支援
チームメンバーインタビュー

キャリア採用者本人への支援
チームメンバー
インタビュー

東京海上日動では、全国のキャリア社員が自分らしくイキイキと活躍できる職場環境を整える施策、「COB」(Career Onboarding)を2022年から実施しています。この施策の特長は、「キャリア社員」「キャリア社員受入職場(上司や他メンバー)」の両面にアプローチする点。また、このCOBのメンバーは、社内副業制度を活用した社員たち。本業の合間を縫ってまで、なぜこの施策に参加したのか。一体どのような活動を行っているのか。キャリア社員支援チームに所属する5名に話を聞きました。

INDEX

MEMBER

キャリア社員支援チームメンバー

※所属は2022年3月時点のものです

  • 松本英敏

    キャリア社員

    所属
    営業部門(海事産業担当)

    2020年入社

  • 麻野裕淑

    キャリア社員

    所属
    営業部門(他社プロ・ライフプロ担当)

    2004年入社

  • 吉田智子

    キャリア社員

    所属
    損害サービス部門(自動車損害部門)

    2015年入社

  • 岸川和平

    プロパー社員

    所属
    出向(他社勤務)

    2013年入社

  • 浦上武大

    キャリア社員

    所属
    営業部門(電機メーカー担当)

    2019年入社

COBに参加を
決めた経緯

これから東京海上日動に入社してくる、
すべてのキャリア社員を支えたい。
強い想いのもと、COBへの参加を決意した。

Question01

まずは、COBに参加しようと思ったきっかけや
経緯について教えてください。

岸川

岸川

前向きな理由で転職していく人々を送り出すたび、「東京海上日動から転職していった人たちが、他社で経験を積んだ後にまた帰ってきたいと思えるような場所をつくりたい」と思っていたんです。そんな中、COBが発足することを知り、「魅力的な会社づくり」に少しでも貢献したいという想いで参加を決めました。

麻野

麻野

私の場合は、自分を成長させてくれた東京海上日動に恩返ししたいという想いが強かったです。じゃあどのように恩返ししようかと思った時、仕事で悩んでいるキャリア社員の姿を見て、せっかく入社してくれたキャリア社員の皆さんをサポートすることがこの会社への恩返しにつながるのではないかそう思い、COBに参加しました。

浦上

浦上

キャリア採用の1期生として入社した自分だからこそ、これから入ってくるキャリア社員が安心して働くためのアイデアが出せるかもしれない。そう思ったのがCOBに参加した理由です。自分が入社した当時は保険知識も人脈もなく本当に苦労したので、そのときに感じたことを施策に反映したいと考えていました。

松本

松本

私も浦上さんと同じくキャリア採用で入社したのですが、配属された部店の受け入れ体制が整っていて、ものすごく助かったんです。今後キャリア採用を拡大していくためには、どの部店でもそうした受け入れ体制を整えていくべき。そう考え、COBへの参加を決めました。

吉田

吉田

東京海上日動がさらなる成長をしていくには、今よりもっとキャリア採用を進め、多様な視点を掛け合わせていく必要がある。そのための体制構築を手伝うことで、東京海上日動だけでなく自分自身も成長できるかもしれないと考えました。

浦上

浦上

さまざまな想いのもと集まったこの5人で、キャリア社員向け施策を進めることになりました。チーム内に、プロパー社員とキャリア社員両方の社員がいるからこそ、視点が偏ることなく、施策について議論することができています。

キャリア社員向け
施策の今

キャリア社員たちのリアルな意見を聞き、衝撃を受けた5人。
オンボーディング施策に本気で着手しなければと、
決意が固まった。

Question02

キャリア社員支援チームメンバーとして
施策を進める上で、どんなことから着手しましたか?

松本

松本

最初に行ったのは、キャリア社員へのアンケートです。むやみやたらに進めるのではなく、まずはきちんと課題を整理して目的を定める。こうした土台づくりに妥協しないのがCOBらしさであり、東京海上日動らしさの一つでもあると思いますね。形だけのアンケートで終わらせないよう、アンケートの目的を丁寧に説明した上で、「入社後、何につまづいたか?」「入社前後でのギャップはあったか?」「当時、周りの社員に聞けなかったことは?」など、率直な声を拾いました。また、できる限りたくさんの人の意見が知りたかったため、最近入社したキャリア社員だけでなく、すべてのキャリア社員を対象に大規模なアンケートを実施しました。

吉田

吉田

キャリア社員本人へのアンケートで終わらせずに、その上司や周りの社員にもアンケートを行ったのもこだわったポイントですよね。受け入れる側と受け入れられる側両方の声を聞くことで、認識のすれ違いが起きているかなども分析できました。

麻野

麻野

集まったアンケートの回答を見て衝撃を受けましたね。皆こんなに悩んでいたのかと。しかもその悩みの多くが、キャリア社員だからではなくプロパー社員にも共通するようなことばかり。「社内外含め、どのように関係を構築すればいいのか悩んだ」「暗黙知になっていることが多く、誰に聞けばいいのか分からなかった」など。これは全社を挙げて改善していかなければ、と思いました。

岸川

岸川

そこで私たちが打ち立てた施策は3つ。1つはキャリア社員向けのポータルサイトを作り、保険商品についてや会社のシステムについてなどの疑問を即時に解決できるようにしたこと。2つ目は、社内チャットでキャリア社員専用のグループを作り、業務に関する相談はもちろん、プライベートや趣味のことも話せる場を設けたこと。そして3つ目は、フォローアップ研修を実施し、キャリア社員同志の交流や先輩社員(プロパー/キャリア)からのアドバイスを通じて、課題や好事例の共有のみならず、当社での中長期的なキャリアビジョンを描く場を提供しました。

松本

松本

正直、本業もやりながら複数の施策を進めるのはとても大変でしたが、アンケートの結果を見たときに感じた強い危機感や使命感が、自分を支えてくれました。また、これら3つの施策によって「困ったときはポータルサイトを確認すればすぐに解決できるので助かっている」「小さな質問でもチャットに投稿すると誰かが相談に乗ってくれるため、疑問を抱え込まずに働くことができている」「フォローアップ研修で、自分だけでなく皆も悩んだり不安を感じていることを知ることができて安心した」などの声が寄せられており、少しずつ効果が出ていることを実感しています。

浦上

浦上

そうした声を聞くたびに、自分が入社したときにも同じ施策があったら、ものすごく働きやすかっただろうなと思います。正直、今入社してくるキャリア社員が羨ましいですね(笑)。

COBが目指す未来

プロパー社員もキャリア社員も関係なく、
誰もがイキイキと自分らしく働ける組織を目指して。

Question03

COBとしての、
今後の目標や目指す未来について教えてください。

麻野

麻野

キャリア社員とプロパー社員が刺激を受け合い、共に成長していける組織をつくることが目標ですね。キャリア社員を受け入れる上で大切なのは、職場に馴染んでプロパー社員と同じように働いてもらうことではなく、キャリア社員だからこその視点やスキルを活かしてもらうことだと思うんです。そのために、入社形態関係なくさまざまなバッググラウンドを持つ社員の話を聞ける場を設けたり、キャリア社員の個性を伸ばすための環境を整えたりなど、新たな施策をどんどん実施していきたいです。

吉田

吉田

そうですね。東京海上日動に染まりきらず、自分らしく活躍してほしいです。そのためには、キャリア社員の悩みに寄り添うのはもちろん、キャリア社員受入職場側のマインドセットを揃えることも大切ですよね。

浦上

浦上

はい。COBとしてもキャリア社員支援チームとキャリア社員受入職場支援チーム別々で施策を考えるのではなく、逐一情報を共有し、今以上に協働して進めていきたいです。

松本

松本

浦上さんがいうとおり、COBの両チームで力を合わせることが大切だと思います。「COB」という名前には、「鼓舞する」という意味も込められているんですよね。キャリア社員を鼓舞しつつ、COBのメンバー同士でも鼓舞し合って更に取り組んでいきたいです。

岸川

岸川

そもそもプロパー社員とキャリア社員という区分けがあること自体がおかしな話ですので、最終的にはキャリア社員のオンボーディングが確立され、プロパー社員・キャリア社員という区分けもなく、皆が自然体でイキイキと自分らしく働き、個人の成長と会社の成長を実現できるような組織になることが必要だと思います。そのための土台作りをしっかりとやっていきたいです。

Question04

最後に、求職者の方に対して一言メッセージをお願いします。

吉田

吉田

COBのメンバーだけでなく、東京海上日動一丸となってキャリア社員にとって働きやすい環境づくりに力を注いでいます。必要以上に構える必要はないので、肩の力を抜き、安心して入社してほしいです。

浦上

浦上

安心して入社してほしいという一言に尽きます。私が入社したときより、何倍もキャリア社員へのフォローが行き届いているので、大船に乗ったつもりで飛び込んできてもらえればと思います。

松本

松本

東京海上日動は、人を大切にする会社です。このCOBという活動も、そうした人への姿勢を表している活動の1つ。人への熱い想いを持った社員がたくさんいるので、入社後はきっと、素敵な仲間に出会えるはずです。

麻野

麻野

今、東京海上日動は大きな転換期を迎えています。このタイミングで入社することは、会社をより良い方向に変えていくメンバーの1人になれるということ。きっとワクワクできると思うので、「面白そうだな」と思った方はぜひ一緒に働けると嬉しいです。

岸川

岸川

そうですね。東京海上日動は今、新たな事業を生み出して社会への貢献領域を広げていこうとしている。そのためには、多様な経験を持つキャリア社員の力が必要です。皆さんが安心して働くことができるよう全力でバックアップするので、ぜひ勇気を出して飛び込んできてほしいです。