人事企画部 人材開発室 キャリア採用チーム/長谷 隆平

※仕事内容は取材時のものです。

キャリア採用責任者インタビュー

~産業の成長も安心・安全も支える存在価値~
損害保険業界の中核を担う企業として発展を続ける当社。業界全体が変革期を迎えている今、当社はより柔軟性が高く対応力に秀でた組織に進化すべく、営業や損害サービスなど幅広いフィールドで活躍する総合職のキャリア採用を強化しています。業界をリードし新たな挑戦に臨む醍醐味や求める人物像について、キャリア採用責任者に話を聞きました。

社会を牽引する損害保険を追求する、
リーディングカンパニーの使命

人事企画部 人材開発室 キャリア採用チーム/長谷 隆平

──はじめに、損害保険の社会的意義や近年のニーズの高まりについて教えてください。

損害保険には、社会の健全な成長を促す役割があります。企業が何か挑戦をする際、付随するリスクに補償を提供することによって、その価値ある取り組みを前進させることなどは、その一例です。この保険の仕組みを社会全体に張り巡らせ、世の中により良い循環を生み出すことが、損害保険会社の使命だと考えています。

また、近年では社会からの要請が変わりつつあります。従来、損害保険会社に求められていたのは、「発生した事故により生じたコストに対して補償すること」が中心でした。しかし近年は「どうすれば事故を未然に防いだり、被害を最小限に抑えることができるか」といった観点でのご相談が増え、当社もそうしたニーズに応じたソリューションを提供しています。

例えば、私が以前担当したエネルギー会社のお客様には、発電所で事故が発生した場合の補償に加えて、事故を未然に防ぐための仕組みをアメリカのスタートアップ企業と連携して構築し、リスクを事前に検知し部品交換を行う際のコストや逸失利益に対する補償をする新しい保険を提供しました。

新しい保険商品の開発に対する社会のニーズはますます高まっています。右肩上がりで経済が成長していた時代とは異なり、現代はあらゆる領域で変化のサイクルが速く、複雑化・高度化しています。そうしたなかで、新しい時代に合った保険をスピーディーに開発することが求められています。

──業界のリーディングカンパニーとして、どのような役割を果たしたいとお考えですか。

損害保険は経済を発展させ、社会をより良くするための金融インフラの一つです。だからこそ、当社は自社の利益だけを優先するのではなく、長期的な視点に立ったときに業界全体や社会全体にプラスの影響を与える判断をしていかなければならないと考えています。

その点において営業部門に求められるのは、未知のリスクを積極的に引き受ける姿勢です。例えば宇宙に関連する産業など、過去にあまり例がなく成否が予測しづらいものであっても、それが社会に必要な挑戦ならば、覚悟を持って向き合い、当社として貢献できる方法を探求していく必要があります。

一方、保険金の支払いを担当する損害サービス部門においても、社会や人々に寄り添った判断を行うことが求められています。歴史をさかのぼれば、関東大震災が発生した当時、地震による火災は補償の対象外だったのですが、当社は社会の状況を踏まえて被災者に見舞金を支払う判断をしました。このように広い視野のもとで柔軟に対応する姿勢は、現代においても欠かせないものです。

損害保険会社といえば、安心・安全を提供するという「守り」のイメージが強いと思います。しかし、当社は「攻め」の姿勢も大切にしながら社会全体を支えることに向き合っており、引き続きこの両面の責任を果たしていく必要があると考えています。

市場からの厚い信頼が、持続的成長の原動力であり原点

──現在実行されている戦略や取り組みについて教えてください。

1つ目は、既存の保険事業の進化および深化です。自動車保険や火災保険のように今まで当社が提供してきた商品だけではなく、サイバーリスク保険のような今の時代に合った新しい商品をつくったり、既存の保険商品をブラッシュアップしたりする取り組みを進めています。

2つ目は、保険以外の事業領域の探索です。当社はこれまでも保険以外の事業を展開してきましたが、現在はその領域をさらに広げ発展させることが経営方針に掲げられています。

例えば自動車事故のリスクに対して、従来は自動車保険を販売することしかできませんでしたが、現在では社有車の管理、走行情報の把握、安全運転支援サービスがパッケージとなったソリューションの提供など、保険以外の部分でのソリューションビジネスにも注力しています。

──貴社の強みや独自性は何だと思われますか。

率先してグローバル展開に取り組んできたことによって、海外のネットワークが充実している点です。例えば、シリコンバレーやシンガポール等には当社のデジタルイノベーション拠点が存在し、常に最先端のテクノロジーやマーケット情報をリサーチしているため、新しいものを生み出すうえで非常に大きな強みになっています。また海外での訴訟が絡むような事故が発生した際には高額の賠償金が想定されるケースがありますが、そのような場合に経験豊富な国際弁護士とのネットワークを生かした有益なアドバイスができる点も、強みの一つです。

そして何よりも、設立以来140年以上リーディングカンパニーであり続けていることは、最大の特徴であり強みです。当社は国や自治体からの信頼も厚く、重要な金融政策を策定する際に意見を求められることもあります。長い歴史で積み重ねてきた社会からの厚い信頼は、当社の持続的な成長を支える原動力であり、まさに原点です。

キャリア採用入社者の経験やスキルが、
変革に欠かせない

──キャリア採用を強化している背景を教えてください。

国内における損害保険事業のビジネスモデルは、転換期を迎えています。従来のシンプルな社会構造のもとでは、保険代理店のネットワークを拡大することで売り上げが伸びていました。しかし、そのマーケットが成熟し、時代の変化も激しくなった今、私たちは保険の販売手法を変えたり、新しい保険の開発や新しいビジネスモデルを構築していく必要性に迫られています。

そうした新境地を切り開くためには、今までのやり方に固執するのではなく、より柔軟性のある組織に生まれ変わらなくてはなりません。他業界での知見や専門性、業界の常識・慣習にとらわれない発想力を持つキャリア採用入社者は、当社がさらに成長していくうえで欠かせない存在だと考えています。

──具体的に、どのようなスキル・マインドを持つ方を求めていますか。

最も大切なのは、前向きな知的好奇心です。クライアントのリスクを引き受け、良い提案を行うためには、営業担当者は誰よりもお客様のことを正しく、深く理解しなくてはなりません。損害サービス業務においても、適切な保険金支払いを行うためには、的確にお客様の置かれた状況を理解する必要があります。どちらにおいても、さまざまなことに疑問を持ち、自身の幅を広げて主体的に動けることが重要です。

そして、損害保険業界での経験は問いません。当社には金融やコンサル、商社、ゼネコン、インフラ、通信、メーカー、流通など、非常に幅広い業界の出身者がいます。職種も営業経験者をはじめ、人事や総務などの管理部門から、工場での生産調整など多岐にわたり、一人ひとりが前職での経験を生かして活躍しています。

例えば建設業界の出身者ならば、前職の知識を生かして、建設業界のお客様を深く理解することができるでしょう。また営業、損害サービスともに多くの人を巻き込んでいく必要がある仕事なので、プロジェクトマネジメントの経験は大いに生きると思います。

加えて、自分のアイデアで新しいチャレンジをしてきた方も歓迎です。会社が変革期にある今だからこそ、従来の構造や考え方にとらわれずに新しい取り組みを実行したスキル・経験を、ぜひ当社でも発揮していただきたいと思います。

個人の志(Aspiration)に基づく
キャリアを形成できる環境

──人材の育成やキャリア形成の支援については、どのような取り組みをされていますか。

当社では異動によってさまざまな職種を経験できるJOBローテーション制度がありますが、JOBリクエスト制度という公募制度を活用して、自らやりたい仕事にチャレンジすることもできます。

さらにプロジェクトリクエスト制度という「社内副業」を実現する制度もあります。現在の部門に所属しながら、10%ぐらいの従事割合で他部門の業務を兼務するものです。現部門でのキャリアを継続させながら、視野や人脈を広げることができるので、非常に多くの社員がこの制度を活用しています。また、社外での副業も可能です。

そのほか、上司との定期面談も少なくとも年3回設けられており、毎月実施している部門も多くあります。社員の志(Aspiration)やキャリアビジョンを踏まえて個人目標の設定を多様な観点から行い、社員と会社のパーパス・組織の目指す姿を常にリンクさせることを意識しています。

──最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。

これから当社に入社される方にとって、今はさまざまな機会に富んだ絶好のタイミングだと思います。損害保険業界が変革期を迎えていることに加え、会社も経営戦略・人事制度等の観点で新しく変わろうとしている今、キャリア採用入社者が成長できる可能性も、活躍できるフィールドも無限に広がっています。ぜひ当社で今までの経験を生かしていただき、新しい損害保険の未来を一緒に創っていきましょう。

出典:ビズリーチ掲載記事(2025年03月18日公開)より一部再編

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