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佐々木正山
佐々木正山
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大手インターネット企業
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デジタル戦略部門(マーケター)
2018年9月、東京海上日動へ中途入社。入社前はOvertureやGoogleに勤務してデジタルマーケティングの草創期から成熟期までを経験。リスティング広告やYouTubeの立上げに携わり国内にサービスを浸透させた。現在はデジタル戦略部・デジタルデザインGに所属し、マーケターとして東京海上日動のデジタル戦略を担っている。
INDEX
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東京海上日動入社の経緯
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入社後に活かせた
前職までの経験 -
これからの挑戦
東京海上日動
入社の経緯
ビッグビジネスでありながら、デジタルシフトはまだ途上。
そんな保険業界のポテンシャルに心が躍った。
東京海上日動に入社する前は、Googleでリスティング広告などのマーケティングやYouTubeの立ち上げを担当。サービスを提供する立ち位置で、デジタルマーケティングスキルを磨いていました。一定水準までスキルアップしたときに感じたのが、スキルとセンスは別物だということ。知識をどれだけ深めても、その知識を活用してアウトプットし続けないとセンスは養えない。それならサービスを提供するのではなく、利用する側へ行こうと。事業会社の中で東京海上日動を選んだのは、膨大な白地があると思ったから。保険はデジタル化が遅れている業界。販売チャネルは属人的で、保険料も過去の実績ベース、個人分野については補償内容も横並び、と改善できるポイントばかり。加えて、ビジネスの規模は大きいから、変革したときのインパクトは絶大。面白そうだし、センスが磨ける環境だと確信しました。

保険のCMを見ていると、どれも言っていることは同じなんです(笑)。安全・安心・安価。これは変えがいがあるぞと思いましたね。
東京海上日動
入社の決め手
入社後に活かせた
前職までの経験
Googleで身につけたスキルとマーケットイン思考で
東京海上日動のデジタル化戦略を牽引する責任を担う。
デジタルマーケティングの基礎スキルは、前職がサービスの最先端だったこともあり徹底的に学べました。それはそのまま現在の業務でも活かせていますね。今ではデジタルマーケティングのスペシャリストとしてデジタル戦略の最先端を担当させてもらっています。知見だけでなく、戦略の立て方も独自の視点を提供できている実感はあります。プロパーの社員はプロダクトアウトで考えることが多い。一方、私はマーケターとして前職でマーケットインの思想をインプットされました。この顧客起点の考え方は、保険というサービスの社会的意義を守り、高めていく上でも非常に重要だと捉えているので、周りにも浸透させていきたいと思っています。また、グローバル視点で働き方改革を提案できているのも、前職が外資の私だからこそ。前職のGoogleへも何人か期間限定の留学をしてもらい、今ではTシャツ・デニムもOKの私服文化が根づき始めています。

前職は完全にジョブディスクリプションに基づいた業務分担制。対して、東京海上日動には組織全体でコミットしていく強さを感じます。
東京海上日動の
カルチャー
優秀な会社であることは間違いないです。そこに関しては、入社前に抱いていたイメージと入社後に感じた部分でギャップはありません。ただ、優秀の種類が前職と違うとは感じますね。Googleの場合は「これだけは誰にも負けない」という何かで、クラスで目立つような人達の集まり。東京海上日動は、生徒会長をやるような優等生の集まりというイメージでしょうか。


これからの
挑戦
デジタル化による購買ファネルの進化やデータビジネスと、
人の可能性を掛け合わせて保険の新たな価値を生み出す。
私のミッションでもある「人とデジタルの融合」を実現したいというのが一番の目標です。デジタルシフトが進めば、保険の可能性は大きく広がります。無形商材であるため購買ファネルはフルデジタル化ができますし、保険会社しか持ち得ないビッグデータにAIを活用することで新しいビジネスも作り出すこともできる。IoTと保険を掛け合わせることで、パーソナライズされた価格提供も可能かもしれない。一方で、人の持つ可能性も決して無視できません。マーケティングの力でデジタルの利便性と人の可能性を融合させ、新しい価値を生み出すべく挑戦し続けたいですね。
リスクは管理しながらも、未だ見ぬ未来へ踏み出す勇気を。
今こそ、140年の歴史でも類を見ない変革の刻。
デジタルシフトによる保険ビジネスの進化。人の持つ可能性を掛け合わせた新たな価値創造。これを推進していくためには、組織そのものを変革していかなければなりません。140年に渡る東京海上日動の歴史でも前例のない挑戦を成功させるためには、時にリスクテイクする勇気も必要です。しかし、保険会社の性なのか、良くも悪くも慎重に慎重を期す傾向にあるのが弊社。リスクは管理しながらも、ここぞという時には一歩踏み出せる会社へと変革していきたいですね。その兆しは表れていて、今年だけでデジタルの部署が3つ新設されました。会社として変革に向き合う本気度はある。その熱をさらに高めていくのは、私を含むキャリア採用入社者の役目だと自覚しています。
仕事風景

自分のセンスを磨きたくて入社しましたが、最近は後継の育成にも力を入れています。自分一人だけでは会社も社会も変えられませんから。

保険会社にしか取れないデータをどう活用していくのか。それも、デジタルシフト推進の重要なテーマの一つだと考えています。
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